肌の遺伝子検査で何がわかる?|生まれつきの肌の傾向といまの肌

肌の遺伝子検査で何がわかる? ── 生まれつきの肌の傾向といまの肌 遺伝子検査の読み方

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鏡を見たときに、「前より目元のしわが気になる」「しみが増えた気がする」と思うことはありませんか?毎日見ている自分の顔だからこそ、小さな変化が気になってしまうものですよね。

そこで、今回は肌の遺伝子検査についてお伝えしていきます。

この記事では、肌の遺伝子検査でわかることと、生まれつきの肌の傾向といまの肌の状態の関係を知ることができます。

肌の遺伝子検査でわかるのは、生まれつきの傾向

まず、最初にそもそも遺伝子って何?というお話をしていきます。

私たちの体の細胞には、DNAという物質があります。DNAは、A・T・G・Cの4種類の部品がとても長く並んだもので、その並び方が、体を作るための情報になっています。この並びのうち、体を作る情報がひとまとまりになっている所を遺伝子と呼びます。

DNAの並びは、人によって少しずつ違います。その違いの多くは、ある1か所の部品が1つだけ別の物になっている、というものです。この1か所ごとに、その人がどの部品を持っているかを、ここでは「遺伝子の型」と呼びます。

研究では、こうしたDNAの違いと体質との関わりを、たくさんの人のデータから統計で調べています。肌の遺伝子検査は、肌の性質と関わりがあると報告されてきた所について、自分の遺伝子の型を読み、生まれつきの傾向を教えてくれる検査です。

遺伝子の型は生まれつきのもので、基本的に一生変わらないと言われています。ですので、遺伝子検査でわかるのは、生まれ持った肌の傾向になります。いまの肌がうるおっているか、いまどれくらいしみがあるかを測ったものとは異なります。

しみやしわは、遺伝子の型だけでは決まらない

遺伝子の型だけでは決まりません。

同じ遺伝子を持つ一卵性の双子186組の顔を比べた研究(Guyuron 2009)では、日に当たってきた量が多いほど、きょうだいより年上に見えました。屋外で過ごすことが多かったことや、日焼け止めを使ってこなかったことも、年上に見えることと関わっていました。また、たばこを吸ってきた期間が長いほど、年上に見えました。濃いまだらの色むらも、たばこを吸ってきた人や、日に当たってきた人に多く見られました。

環境省の「紫外線環境保健マニュアル2020」でも、長年日光を浴び続けていると、肌のしみやしわが現れてくると説明されています。そして、年をとった人の顔や手の甲に見られるこうした変化は、年齢による変化に加えて、紫外線が長い年月をかけて肌に与えた影響でも起こるとしています。これを光老化と呼び、年齢による自然の老化とは異なるものとしています。

つまり、生まれつきの遺伝子の型が同じでも、日に当たってきた量やたばこで、肌の見た目は変わってくるのです。

日焼けで赤くなるか黒くなるかは、自分でもわかるのでは?

日焼けには2つの種類があります。環境省のマニュアルでは、日に当たって数時間後から赤くなる日焼けを「サンバーン」、赤みが消えた数日後から肌が黒っぽくなり、数週間から数か月続く日焼けを「サンタン」と説明しています。

同じマニュアルでは、日本人の肌を、日焼けのしかたで次の3つの型に分けています。

日本人の肌の型日焼けのしかた
J-I赤くなりやすいが、黒くなるのはごく軽い
J-II平均的
J-III赤くなるのは軽いが、黒くなるのは強い

そして、日本人でも色白で、日に当たると赤くなりやすく、黒くなりにくい人には、紫外線への対策が必要だとしています。また、肌の色が黒いほうが紫外線に強いからといって、むやみに日焼けするのはよくないとも書かれています。夏に外で過ごしたあと、数時間して赤くなったか、数日たってから黒くなったかを思い出してみてください。自分はどれに近いでしょうか。

しかし、うるおいやしわ、しみの出やすさまでとなると、生まれつきの傾向を自分で見分けるのは、なかなか難しいもの。そこで、今回ご紹介する「chatGENE」で何を知ることができるのかを見ていきましょう。

chatGENEは、自宅で唾液を採って送る遺伝子検査です。体質や特性を含む400項目の中に肌についての項目があり、公式の項目の一覧には、たとえば次のような項目が並んでいます。

公式の項目名どんな傾向か
日焼け反応(サンバーン)・日焼け反応(サンタン)日に当たって赤くなりやすいか、黒くなりやすいか
そばかす・色素沈着そばかすや色のむらの出やすさ
肌の水分・肌の油分・肌の光沢うるおいと皮脂
肌のしわ・肌の弾力・肌のくすみ・肌の光老化年齢や日光で出てくる変化

これらの項目それぞれについて、自分の遺伝子の型から見た生まれつきの傾向を知ることができます。料金は、肌の項目だけでなく、400項目すべてをまとめて調べる料金です。

申し込むと、キットが自宅に届きます。唾液を採る前の30分間は、食事・お酒・たばこ・ガムなどを控え、歯みがきも30分以上前に済ませておきます。唾液を採ったら、会員登録をしてアンケートに答え、検査に同意してから、キットをポストに入れて送ります。結果は、送った唾液が届いてから2〜3週間ほどで出ます。知らせはメールで届き、結果はWebで見ることができます。

なお、検査のデータは、遺伝の情報を扱う事業に向けた個人情報保護のガイドラインを基準に、厳重に保管するとされているので安心です。公式のよくある質問では、いまの体調や病気を診断するものではないことも、はっきり書かれています。

日焼けで赤くなるか黒くなるか、しみやしわが出やすいかを、自分の遺伝子の型で一度知っておきたい方は、chatGENEの肌の項目で確かめてみてはいかがでしょうか?


chatGENE(唾液で調べる、400項目の遺伝子検査)


料金: 15,400円(税込・送料無料。2026年10月31日確認)


chatGENEの公式サイトで詳しく見る


受けられるのは18歳以上の方です。妊娠中は、おなかの赤ちゃんの遺伝子が母親の唾液などに混ざり、結果に影響するおそれがあるため、受けることはすすめられていません。もし、日焼けのあとに水ぶくれができた、ほかの人よりずっとひどく焼けた、肌が腫れあがった、など、いつもよりひどい様子があるときは、検査ではなく皮膚科で、お医者さんに診てもらってください。いまある肌のしみや肌の様子が気になるときも、この検査ではいまの肌の状態はわからないので、皮膚科で相談してください。

今日からできる、場面に合わせた日焼け止めの選び方

遺伝子の型がどれであっても、また検査の結果がどうであっても、日に当たる量は自分で変えられます。環境省のマニュアルでは、日焼け止めは、いつ、何をするときに使うかで選ぶようすすめています。

例えば、洗濯物を干したり、近所へ買い物に出かけたりする程度なら、それほど数値の高くない日焼け止めで十分とされています。マニュアルの図では、散歩や買い物などの日常生活は、SPF10前後・PA+のあたりに置かれています。日焼け止めと書かれていなくても、SPFとPA(日焼け止めの強さの表示)が書かれた日中用の乳液やクリームでもよいとされています。

もし、紫外線の強い季節に、スポーツやハイキングなどで長い時間外にいる場合は、数値の高いものを選びましょう。同じ図では、炎天下のレジャーは、SPF30〜50以上・PA+++〜++++のあたりに置かれています。海やプールなど水に入る場合は、水に強いものを選びます。

顔に塗る場合は、液状のものなら1円玉1個分、クリーム状のものならパール粒1個分を手のひらに取り、おでこ・鼻・両方のほお・あごに分けて置いてから伸ばします。そのあと、同じ量をもう一度重ねて塗ります。塗った日焼け止めは、汗をふいたり手が触れたりすると落ちてしまうので、落ちたと思ったらすぐに重ねて塗るか、2〜3時間おきに塗り直しましょう。

あわせて読みたい、遺伝子検査キットの記事

結果の「傾向」をどう読むかや、肌のほかに遺伝子検査キットで何がわかり、何がわからないのかは、遺伝子検査キットで何がわかる?の記事でも説明していますので、ぜひご覧ください。

また、唾液の採り方や、送ってから結果までの流れは、遺伝子検査キットのやり方は?の記事で順にお伝えしていますので、こちらもあわせてご覧ください。

出典(2026年10月31日確認)


この記事は、国や学会が公開している資料と、公開されている論文をもとに構成しました。数値と出典は一次資料と照らして確認しています。

診断や治療をするものではありません。
検査結果について気になることがあれば、検査を受けた医療機関か、かかりつけの医師にご相談ください。

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